【機材レビュー第2歩】Palisades / EarthQuaker Devices

おはようございます。

今回はほぼどんな時でも私の足元にいる歪みを紹介します。メーカーの公式サイトで説明文を探しましたら「殿堂入り」のページに入っていました。廃盤のようです...

一応TS808モディファイ系の音色とのことですが、それどころではないクリアさと逆に分厚い音も出せます。

簡単に各フットスイッチ↓

Activate : エフェクトON

Gain B : Gain Aからの切替

Boost : ブーストON


ここからは各つまみの説明と感じたポイントを...。何よりロータリースイッチが良いです〜

【Voice】

ー1ばん[No diodes]

 クリーン(音量でかい!)

−2ばん[LED]

 ちょっと歪む(それなりにでかい)

−3ばん[Mosfet]

 コンプレッションを感じるドライブ

−4ばん[Asymmetrical Silicon]←オリジナルTS808系

 さらに強いコンプレッションのドライブ

−5ばん[Symmetrical Silicon]

 かなり歪む(音量小さめ)

−6ばん[Schottky Diodes]

 最大の歪み(音量最小)若干のファズらしさ


普段は3か4でオーバードライブを作っています。これは次項目Bandwidthからの影響が大きいのでいろんな組み合わせを試してみてください。


【Bandwidth】

−1ばん 最も低音が削れる(パキーン)

−2ばん ストラトのフロントでいい感じの低音感

−3ばん おおよそエフェクトOFF時の低音感と同じ(歪み量が増えていく)

−4ばん 低音盛れる

−5ばん スピーカー割れそう!

普段2か3にて弾くギターやアンプによって変えています。音が潰れるファズっぽい感じは5ばんを選択しています。ライブ中は変更が難しいですが、レコーディングでよく使っています。


【Gain A】

クランチくらいの歪みでクリアではっきりした音色です。

【Gain B】

Aよりも歪みます。音色もちょっと丸くなっているような気がします。

【Tone】

一味違うトーンだと思います。単純に低音が削れていくのではなく、かなり上の高音域も削れていると思います。でも音が篭るのではなく、バンドで演奏したときにより中域が強調されて前に出る音になります。使うアンプやバンド次第で動かしています。

【Volume】

Voiceの設定でかなり音量が変わりますので適宜変更してください。元々大きめのセッティングだと思います。

【Boost】

クリーンブーストです。フットスイッチBoostON時にのみ適用されます。これもかなり大きめのセッティングなので、これで音量が足りないというのは発生しないと思います。おそらく最大だとスピーカーが天に召します。


↓はスイッチ系

【Buffer】

ペダル自体はトゥルーバイパスのままですが、オンにするとペダル内だけにバッファーが通ります。仕組みは詳しくないですがちょっと音色が変わります。よりハリが出る感じです。前に置くペダルとの兼ね合いで切替えがいいかもしれません。

【BRIGHT】

音が明るくなります。使うギターで切替えてみるといいかもしれません。普段OFFですがファズっぽい音を出すときはONにしています。


おそらく...!これで全てのつまみを説明したかと思いますが、自分でもまだまだ扱いきれていないと感じます...

元々なぜこれを選んだかというと、2段階くらいで歪み量を変えた演奏をしたいと思っていて、様々なペダルの組み合わせを試していました。しかし一つ一つはよくてもペダルを重ねると音が引っ込んだり、音色が全く変わったりして扱いが難しいな〜と感じていました。

そんなときにPalisadesを試奏してみて、歪みが切り替わっても違和感がないし、クリーンブーストもついてるからソロも前に出せる...!とのことで採用に至りました!末長く付き合っていきたいと思います。

〜また次回お会いしましょう〜

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